人はこうして沼に溺れる。

沼に堕ちていく哀れなオタクの姿を晒すブログ。明日海りおさんをきっかけに宝塚歌劇を観るようになり、今は再演1789をきっかけに堕ちた加藤和樹さんの沼から抜け出せない日々を送っています。

舞台『裸足で散歩』感想

 

舞台『裸足で散歩』、噂に違わず

明るく笑えるコメディでした。

 

「部屋」や「夫婦」にまつわる舞台ということで、

インタビューでもそのような話が多く聞かれ、

和樹さんの生活や素の考えに触れる機会が

多かったのが、ファンとしては嬉しかったです。

 

部屋の条件はコンロ3口以上、とかね(笑)

和樹さんらしい条件だけど、なかなか厳しいなぁw

 

あと個人的に嬉しかったのは、

和樹さんに結婚指輪をはめる役が回ってきたこと。

今まで既婚者でも幸せではなかったり、

そこがフューチャーされる役ではなかったり…

当たり前のように結婚指輪をはめているポールを見て

それだけで嬉しくほっこりしてしまいました。

 

和樹さんはポールのことを

「かっこいいところがひとつもない」とおっしゃいますが

なんでしょうね、べつにそこまでは思いません。

わたしは圧倒的にポール派なので。

コリー派の方が少ないような気もしますが(笑)

 

ポールのような人と慎ましく暮らしていきたいものです。

でも人は自分に持っていないものを持っている人に

惹かれることが往々にしてあるので、きっとポールも

そうしてコリーに惹かれたんじゃないのかなと思います。

 

コリーはポールのどこに惚れたか台詞でも言っていますね。

真面目で頼りがいがあって、お金の使い方を教えてくれて

(酔っ払いのポールみたいなw)変なひとから

守ってくれて……ってね。

付き合っていた頃の二人を想像してほっこりしました。

本当に、そういうところに惹かれたんだろうなあって。

 

だからね、仕事のことは大目に見てやりなさいって(笑)

一緒に喜んでやりなさいよ~。

コリー、もしかして働いたことないのかな?

コリーが何歳なのかは作中名言されなかったので

よくわからなかったけど…

 

ああそう、年齢と言えば、ポールが26歳なのは

設定だけならなんとも思わないけど、

台詞として口に出されると「!?」となりますねw

今の和樹さんに26歳はきついって…w

 

高田夏帆ちゃんが今26歳なのかな?

和樹さんと一回り違うと聞いたので。

初舞台とは思えなかったな~。

あと喉やってたとはとても感じられなかった。

夏帆ちゃんのインスタ参照)

コリーには共感できる部分は少ないけど、

とってもチャーミングでかわいらしいコリーだった。

 

 

総じてポール以上のカタブツなもので

出てくる変人たちには共感できなかった分、

笑いどころで素直に笑い、あとはひたすら

ポールのかわいさににやにやしていた気がします。

 

コリーに「こちらヴェラスコさん!」って言われた時の

「!!!!」って顔とか、

クニチの自分の分が回って来た時の

カタカタカタ…て震えてるところとか、

個人的なお気に入りポイントでした。

 

お義母さんと仲良くやれているところも好き。

和樹さんも結婚したらお義母さんと仲良くなりそう(笑)

 

あと、ビジュアル面でいうと髪色がとてもよかった!

赤茶色って感じの髪色。素敵でした。

パンフレットが真面目な七三分けだったから、

本番もそういう感じなのかと思ったら、割とラフな

髪型だったのでちょっと安心しました(笑)

絶対そっちのほうがかっこいいもん。

 

 

BARNUMの時もそうだったけど、

明るい作品は和樹さんのかわいらしいところを

堪能できるところが楽しいな。

それっていかにもファン目線で、俳優さんとしては

不本意なのかもしれないけど…

 

特にこの作品は、和樹さんのファンからすると

和樹さん自身が「ポールは僕と似ている」と言うのを

まあまあ理解できるし(笑)、ファンはそういうところも

好きだったりするので、和樹さんのポールだから

ポールにばかり同情しちゃうのかもしれない。

他の俳優さんがやってるポールだったら、また

感じるものも違うのかもしれない。

 

でもそれは、ひとりの俳優のファンになってしまったら

どうしようもないものだからな。

とりあえず皆さん素敵な俳優さんたちだったし、

作品もとても面白かったです。