「1789」で加藤和樹の沼に堕ちてから
2年を待たずして、わたしはまたものすごい
ミュージカルに出会ってしまった。
その名は「フランケンシュタイン」。
ええ、まんまとハマってしまいましたとも。
初演時の熱狂と興奮は、その当時ただの
ヅカヲタでしかなかったわたしにも届いていました。
そして和樹さんのファンになって間もなく発表された
フランケンシュタインの再演。(2年後)
2020年っていつだよ~!くらいな感覚で
ずっと待ち遠しく思っていましたが、
あっという間に時は過ぎるもので。
そしていざ見たら。
フランケンの沼にはまった人たちの気持ちが
よーーーーくわかりました。
こりゃハマるわ。
わたしが思うフランケン沼のポイント。
①思考の翼がはばたきすぎる
まあ裏を返せば脚本に穴がありすぎるという
ことでもあるのですが、ビクターとアンリが
分かり合えたポイント、タイミング、友情を
はぐくむ過程は、考える余地がたくさんあります。
そして怪物にアンリの記憶や要素はどの程度
残っているのか。これは演者やその日によって
違ってくるだろうし、一貫しているのもある。
これについて考えたらキリがない。
②組み合わせの妙
ビクターとアンリ、それぞれダブルキャストなので
全部で4パターンの組み合わせがあります。
もうこれがね、全然違うんですよ!
本人たちの性格がもたらした因果応報に見えるとき。
運命のいたずらとしか思えない悲劇に見えるとき。
全パターン見たくなります。
わたしは中川×小西だけ観るのが叶わなかったのですが
3パターン楽しませていただきました。
たぶん、95%の確率でDVD両パターン買います。
1789の時と同じレベルで、フランケンの余韻に
ひたりまくっています。
でも今回、1789と何が違うって、
和樹さんのファンとして見ているかどうか。
1789は作品として大好きで惹かれ、
3回観た結果、加藤和樹の沼に堕ちてしまったのでした。
だけど今回は始めから和樹さんのファンとして
見ているのに、作品に惹かれ、本来見る予定のなかった
小西さんのアンリも見るという。
そのくらいハマれる作品にまた出会えたことが
とても嬉しい。
これから詳細やキャストごとの感想も
ぼちぼちアップしていけたらと思います。