人はこうして沼に溺れる。

沼に堕ちていく哀れなオタクの姿を晒すブログ。明日海りおさんをきっかけに宝塚歌劇を観るようになり、今は再演1789をきっかけに堕ちた加藤和樹さんの沼から抜け出せない日々を送っています。

ゆきちゃんの退団

 

1週間前、花組公演が東京千秋楽を迎えました。

退団者を見送るさびしさにつつまれつつも、

今の花組は充実感に満ち溢れていて、このまま

もう少し続いていくんだろうなと思い込んでいました。

 

そんなときに不意討ちで飛び込んできた

ゆきちゃん退団のお知らせ。

正直、「なんで?」という思いでいっぱいでした。

 

退団会見を見ても、「それなら仕方ないか」と

納得できるような内容が明かされたわけでもなく、

ただ「ああ、最初から4作って決まっていたんだな」

と思うしかありませんでした。

 

今も納得できていません。

ゆきちゃんが単独でサヨナラショーをできること

くらいしか良いことが思い浮かびません。

 

ゆきちゃんは洋物が似合うお顔立ちなのに

日本物が多く回ってきていることには

退団発表前からモヤモヤしていましたし、

でもそんなモヤモヤを吹き飛ばすくらいに

明日海さんとの舞台はいつでもとっても

クオリティの高いものでした。

 

明日海さんがゆきちゃんに寄せる信頼は

それはそれは厚いもので、みりゆきになってから

舞台のクオリティがより高くなっていったことは

誰の目にも明らかです。

 

そこを解体させてまで何かしたいことが

劇団にあるのでしょうか。あるんでしょうね。

 

明日海さんのファンとしては、この先今以上に

幸せに満ち溢れている明日海さんがいるのか?

と思わずにはいられないのです。

新しい相手役さんを迎えるにせよ、やもめに

なるにせよ、また孤独な明日海さんに戻って

しまうような気がしてならないのです。

考えすぎでしょうか。

 

でももう決まってしまったものは

どうしようもないことです。

 

わたしにはすでに、サヨナラショーの幕開き、

大階段で「永遠の愛」(ポーの一族)を歌う

ゆきちゃんが見えます。ええ。

それを見た暁にはわたし号泣間違いなしです。

花乃ちゃんの時も「顎で受けなさい」で

号泣しましたもん。

 

 

奇しくも、ゆきちゃんがムラを卒業するのは

3月11日です。

きっと誰よりも深い思いを持って

臨まれるのではないかなと。

そしてその先の4月28日まで、

みりゆきを、ゆきちゃんを応援していきます。

 

 

 

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