花組ロスがおさまらなくて、
毎日「金色の砂漠」のDVDを見ています。
タルハーミネとビルマーヤとシャラデハ。
3人とも父親はジャハンギールですが、
母親は皆アムダリヤではなく後宮の女たちで、
日本で言えば将軍と側室の間にできた娘です。
3人のうち、ジャハンギールに似たんだなと
感じるのはタルハーミネとシャラデハ。
でも、長子として自覚と誇りがある長女、
上を見て自分の道を決め要領よく生きる次女、
末っ子として可愛がられ自由に生きる三女、
という点では、三姉妹なのだなと思います。
ビルマーヤの母親ってどんな人だったんだろうと、
よく想像するのです。
ジャハンギールの血も勝てないほどの仏のような
慈悲深さがあるなんて、よほど母親も
心優しい人だったんだろうなと(笑)
育った環境がそのまま影響するなら、
ビルマーヤだって「奴隷は土や砂と同じ」と
思って生活していると思います。
でもビルマーヤはすごく小さい頃から
奴隷に薬を分けてくれるような子です。
元の性格だったんでしょう。
ギィとジャーがそれぞれ
タルハーミネとビルマーヤに充てられたのは
たぶん年齢順だったんでしょうが、
もし仕えていたのが逆だったなら、
お互いの性格を打ち消し合って、
プラマイゼロで穏やかに暮らしていたかも
しれません(笑)