※ネタバレありです。
今回の全国ツアーの演目が発表されるやいなや、ファンの方々から「再演されるほどのものだっけ…?」「普通に駄作だったような…」という声があがり、
始まってからも「やっぱ作品は駄作のままだわ」という感想がちらほら見えた問題作(?)、「大海賊―復讐のカリブ海―」。
あまりに駄作だったらちょっと…と思って初演の映像は見ずに、そして期待せずに観たのですが、
なんかそんなのどうでもよくなるくらい星組の皆さんが素晴らしかった。
そりゃ、脚本だけ見ればもうツッコミどころ満載ですよ。
「お、おう…」って思うところいっぱいありましたけど、なんかそれ以上に星組の方々が魅力的すぎて、脱力感ゼロ。
あれ、ブログで叩きまくるつもりだったのに。笑
特に魅せられたのはキッド役の琴ちゃん(礼真琴)。
「実力派で人気がすごい、ファンも多い」とは聞いていましたが、個人的にはあまりピンとこなくて、まあ「めぐり会いは再び 2nd」のルーチェで「うっわかわいい~~」って思ったんですけど、「かっこいい」と思う琴ちゃんにはまだ出会ったことがなくて。
でも、キッドめちゃくちゃかっこよかった。
顔ちっちゃ!ほっそ!って感じなんですけど、やっぱりなんかにじみ出るオーラ。ビジュアルももちろんかっこいいんですけど、雰囲気がかっこいい。
大海賊見終わったあとまず最初に思ったのは
「キッドが殺されるの解せない!!!!」
でした(笑)完全にファン目線の感想(笑)
キッドは船長の娘で女海賊のアン(音波みのり)に思いを寄せているんですけど、アンはエミリオ(北翔海莉)に恋している。片思いなんです。
それをわかっていて告白をしてふられてしまうシーンのかっこよさと切なさったら!!
(萌えまくると同時に「ふられた切なさを出すのはキキちゃんの方がうまいな」とかも思いましたけど)
もうあのシーンを思い出すだけで大海賊が良い話に思えてくる。
そんでね、そんでね、そのあとアンが敵にやられて倒れた時に一番に駆け寄って抱きとめるのがキッドなんですよ!!!!つらそうな顔で「大丈夫か!」とか言ってるんですよ!!!んもう!!!!
しかもね、もう何度でも言いますけど2列目だったんで、それが目と鼻の先でくりひろげられてるんですよ!!!
もう萌え死ぬかと思いました。キッド&アンフォーエバー。←
結局アンは死んでしまい、そのあとキッドも敵にメッタ刺しにされて死んでしまうんです。
360度から刺されるんです。ひでぇよイギリス兵たち。もうちょっと分散しろよ。エドガーやられてるぜ?
でもメッタ刺しにされても立ち上がって戦おうとするキッドを見てベルばらのアンドレを思い出しました。トドメ刺されてから死ぬまでが長い。結局死んじゃうんですけどね
天国でキッドとアンが仲良くしてくれたらいいなーと…
もうそればっかり考えちゃう。トップコンビそっちのけ。(ひどい)
礼真琴に惚れた、それが大海賊の思い出です←
ほかにも感想あるんですけど、琴ちゃんが良すぎて琴ちゃんのこと書くだけでこんな長さに。
続きはまた今度。