人はこうして沼に溺れる。

沼に堕ちていく哀れなオタクの姿を晒すブログ。明日海りおさんをきっかけに宝塚歌劇を観るようになり、今は再演1789をきっかけに堕ちた加藤和樹さんの沼から抜け出せない日々を送っています。

花組「カリスタの海に抱かれて」感想2

 

こんにちは。

昨日、「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」東京公演初日を観劇してまいりました。

これにて、ムラ、東宝コンプしました!w

 

東京宝塚劇場に行ってみたぜ!みたいな感想はまあおいおい余裕があったら書くとして、まずは2回目のカリスタ観劇の感想を書いてみたいと思います。

 

幕開きから何分か観ていってまず明確に思ったのは

「明日海さん滑舌わっるー…」

でした、ごめんなさい(土下座)

 

いや明日海さんの滑舌があまりよろしくないことなど全明日海ファンが知っていることだと思いますが、カルロが一人でロベルトたちのアジトに乗り込んでいって、紐で縛られたあとに必死に独立のチャンスだと訴えるシーン、何言ってるかわかんなかったですもん。

滑舌が悪くても台詞は聞き取れるから大丈夫なのであって、何言ってるかわかんないんじゃダメです(`_´)

初日でこれだとちと心配です。昨日だけであったと信じたい…

 

明日海さんの滑舌で一番特徴的なのは「マ行で口を閉じない」ことです。

逆にすごいなあと思います。腹話術とかできるんじゃないでしょうか。←

 

 

さて最初からご贔屓のネガティブな意見になってしまいましたが、話を変えます。

 

前回大劇場で観劇した時に、一番疑問に思ったのが

なぜ「何よりもロベルトが大事!独立!カリスタのために!!」だったカルロが突然手のひら返してアリシア♡お前を連れてこの島出るよ!」になったのか

ということでした。(「」内はニュアンスですよ、念のため)

 

具体的な文句は前のブログに書き殴りましたが。

 

なので、今回はどこでカルロの気持ちが変わるのか、を重点的に意識しながら観劇しました。

 

結果、まとめると

「最初は、どんな時も味方でいてくれたロベルトの許嫁を自分のものにするなんて絶対にできなかった。ロベルトのために自分の気持ちを押し殺そうとした。

 でも、自分が捕まって死刑になることが決まって、自らの死が目の前に迫ってきたとき、一番に思い浮かんだのはロベルトではなく、アリシアだった…」

ということなんだと解釈しました、わたしは。

 

前回よりは腑に落ちたな、と感じました。

まあ「なんと自分勝手な…」という感想は変わりませんけど(笑)

やっぱりちょっとロベルトがかわいそう(笑)

 

そうそう、前回の感想には書いてないんですけど、前回も今回もちょっと「ん?」って思ったのは、直前まで夜襲に燃えていたロベルトが突然カルロを助けることにした経緯がちょっと説明不足かなって。

気持ちがカルロを助ける方向に動いたきっかけが、カルロの副官ベルトラムが届けたカルロからの手紙だということはわかるのですが、実際にロベルトの気持ちを一番に動かした一文くらい台詞に入れてくれてもいいのになーと思いました。

結局ロベルトはカルロが大事だった、ということがわかればいいじゃないかと言われればそれまでですが…

 

物語そのものに関する感想は以上です。

以下雑感。

 

シモーヌ(みれいちゃん)が妊娠していることがみんなに知れてクラウディオ(ぴーちゃん)がいじられているシーン、後ろで瑠那ちゃんとべーちゃんがいちゃこらしてる。なんだそこデキてたのか。なんだそのかわいいカップル。

 

・カルロが約束通りロベルトたちに武器を横流ししたシーン、みんなが銃を手にとってわいわいやってる中で、アリシアが嬉しそうにカルロに駆け寄っていくんだけど、カルロが途中であわてて「しーっ!」ってやって、アリシアとカルロふたりでうふふってアイコンタクトしてるの超かわいい。ナニアレ。

 

・↑のシーンで銃を持って喜ぶカリスタの男・飛龍つかさがかわいい。にっこにこ。ウッ、笑顔が眩しい…!

 

・森でアリシアにドレスを渡して、アリシアに今ここで着てみる!って言われたときの「ここで!?」って言う明日海さん、相変わらずの童貞感。いいよいいよ、今日も絶好調だね←

 

・フランス兵・ミシェルのたそ。部下(神房さん航琉さん)になんか言われて(何言われてたかは忘れた←)「なんか今さりげなくひどいこと言ったよね!?(ぷんすか)」って言いながらはけていった。いい感じに笑いをもっていくね。

 

・同じようにベルトラム(ちなつさん)とのシーンでも、

 ベ「誰かが私の噂でもしているのでしょう…」

 ミ「くぁっこいい~!!」

 って言ってはけていった。ほんとたそちなつさんのこと好きだよね(笑)

 

・自分たちが人民裁判を受けると知って気を失ったセシリア(きらりさん)を優しく抱き止めるたそ。(ミシェルって言え)

 近くに落ちてた(セシリアが落とした)扇子を「おや、扇子が…」と言わんばかりに拾ってセシリアを扇いであげるたそ。ナポレオンの見せ場の横で色々やってらっしゃる。

 

・わたしが大劇で見た時は、平日の公演で空席も結構あって、拍手も笑いもどこか物足りない感じがあったんだけど、やっぱり初日で満席だとナポレオンやたそに対する笑いが大きい。本人たちも嬉しいだろうなあ~。

 ナポレオン「ふ~ん、なんだかよくわからないけど、用意がいいネッ。ナ~ッハッハッハッ!!!!!」

 

 

複数回観劇してみると、ストーリーもわかっているから細部に目が行き届いてたのしいですね。

つぎこそ、本当にショーの感想書きます!w

 

 

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