世間では昨日今日と、センター試験が行われています。
わたしはいわゆるAO入試で大学に合格したので、センター試験は完全に記念受験でした。
国語の平均点が初めて5割を切るとかいう歴史的な年に受験し、同い年とその話題が共有できるだけでも、受けてよかったと思っています←
よく、「大学生活の4年間は人生の夏休みだ」とか言いますが、わたしの夏休みは、大学が決まった10月中旬から3月いっぱいまでだったように思います。
たくさんだらけて好きなアイドルに会いに行って、勉強しなくても誰にも怒られないし(そのときは)困らない。ああなんて素敵な時間だったんだろう。
今、これまでやこれからの人生を考えれば夏休みなのかもしれませんが、あの半年間を超すような夏休みは現れない気がします(笑)
さて、宝塚も含めて舞台観劇という趣味はこれまでなかったわたしですが、帝国劇場にはいっちょまえに行ったことがあります。
理由は簡単、夏の帝国劇場はジャニーズが支配するからです。
ここ数年、夏の帝国劇場では毎年「DREAM BOYS」という舞台が上演されています。
この「DREAM BOYS(通称ドリボ)」、初演の2004年以来、毎年似たようなストーリーをやっているため、舞台全体に「YOUたちファンだから展開わかってるよね?はしょっちゃうネー✩」な雰囲気がなんとなく漂っており、初めて観た時は「え!?ここでそうくんの?」「あ、まじで?」の連続だったことを覚えています。
まあこれは宝塚ではもしかしたら「ベルサイユのばら」とかがそうなのかもしれませんが、わたしはまだベルばらをちゃんと観たことがないので言及はできません。
ちなみにこのドリボ、大抵女性キャストには宝塚OGの方がキャスティングされており、過去には真琴つばささん、鳳蘭さん、紫吹淳さんなどが出演しており、宝塚にも密かに縁がある舞台です。
そんなある意味カオスな舞台を帝国劇場で毎年やっているわけですけれども、由緒正しき帝国劇場をもってしても、ジャニヲタの手にかかれば、劇場の雰囲気は一瞬にしてジャニヲタワールドに変わります。
総じて若いお姉さま方が多く、中には「あなたコンサートと勘違いしていらっしゃらない?」というような派手な出で立ちの方もいます。帝劇周辺は「絶対あなたドリボ観に来たでしょ」というようなオーラを身にまとった人で溢れかえり、帝劇のスタッフさんも毎度大変そうです。
わたしは今まで、人生の半分をジャニヲタとして生きてきました。
外出やお金に関しては厳しい家庭だったので、ジャニヲタ歴にしては全然現場には行っていないですが、まあ東京ドームとか、横浜アリーナとかに行ってきました。
そして、帝国劇場にも。
でも、それ以外の世界をほぼ全く知らなかったのです。
そんなわたしが、突然宝塚にはまり、心の赴くままに「Ernest in Love」を観劇することに。
えっ、宝塚を観劇するとき(しかも舞台観劇の一環ではなく一応ファンとして)ってどう身構えていけばいいの???
そんな戸惑いと不安を抱えた初観劇。
せっかくなので
「ジャニヲタが初めて宝塚を観劇した時」
その時のわたしの行動をレポートしたいと思います。
書き留めておいたら、後々の自分はきっと面白く読んでくれるでしょう。
まああとは奇跡的に「これから宝塚を観に行きたいと思っているジャニヲタさん」の目に留まれば、参考にしていただければと。参考になることを書ける保証はありませんが(笑)
本当はレポートまでを1本の記事にまとめるつもりだったんですけど、序章でこんなことになってしまったのでまた次回。