人はこうして沼に溺れる。

沼に堕ちていく哀れなオタクの姿を晒すブログ。明日海りおさんをきっかけに宝塚歌劇を観るようになり、今は再演1789をきっかけに堕ちた加藤和樹さんの沼から抜け出せない日々を送っています。

「はいからさんが通る」ライブ配信を見た

最後にブログを更新してから5ヶ月ほど。 この間に、世界は目まぐるしく変わっていき、 宝塚歌劇でも、演劇界全体でも様々な 出来事がありました。 わたし個人の予定で言えば、 5月に東京で『はいからさんが通る』と 『WEST SIDE STORY Season3』を 見る予…

ミュージカル「フランケンシュタイン」感想2

ミュージカル「フランケンシュタイン」を観ての 最大の誤算は、柿澤勇人さんにハマりかけていることです。 これ以上好きな俳優は増やしたくないのに!! というわけで、中川晃教さんは「怪人と探偵」以来 二度目ましてでしたが、柿澤さんは初めましてで、 ビ…

ミュージカル「フランケンシュタイン」感想1

「1789」で加藤和樹の沼に堕ちてから 2年を待たずして、わたしはまたものすごい ミュージカルに出会ってしまった。 その名は「フランケンシュタイン」。 ええ、まんまとハマってしまいましたとも。 初演時の熱狂と興奮は、その当時ただの ヅカヲタでし…

今まで見た加藤和樹出演舞台を振り返る

わたしが加藤和樹さんという俳優に出会って ファンクラブに入り、1年以上が過ぎました。 一度ここで、今まで観た舞台作品を振り返って まとめてみたくなりましたのでまとめます。 ①1789-バスティーユの恋人たちー 言うまでもなく、わたしが和樹さんに…

花組「A Fairy Tale」感想2

ライブビューイングで久しぶりに青薔薇観て 思ったんですけど、これって、トップスターの 退団公演とかそういう芝居そのものに関係ない 事柄を一切抜きにして、一度だけ観る分には きっと、良作なんだと思います。 ただ一点、 「これがトップオブトップ明日…

明日海りおさん。

第27代花組トップスター、明日海りお。 本日で、任を終えます。 長い間、ありがとうございました。 なんて誇り高く自信に満ちた挨拶なんだと思いました。 涙が止まりませんでした。 もう日付かわって昨日、 明日海さんがついに宝塚を卒業しました。 今まで…

メモリアルブックに感動した話

あと2週間で、明日海さんが退団しますね。 先日次のVISAイメージキャラクターが ひとこちゃんになったと発表され、なんだか 退団や次期トップスターが発表された時より 卒業を実感してさみしくなりました。 明日海さんと直接かかわりのなかった ひとこちゃ…

花組「A Fairy Tale」感想1

「青い薔薇の精」は、「ハンナのお花屋さん」を やるときに、植田先生が本当は明日海さんに あてたかった役柄だといいます。 植田先生からすれば、やりたかったことを 滑り込みで実現できて、さぞ幸せでしょう。 でも、だからなんですね。 ハンナのお花屋さ…

退団公演を見たけどやっぱり悔しい。

明日海さんの退団公演 「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」 を見てきました。 そして、男役・明日海りおさんを見納めてきました。 「退団公演を見ているんだなあ」 という実感はわいたのですが、 「もう二度とこの目で見ることはないんだなあ」 と…

久々の更新なのに辛辣。

まだ明日海さんの退団公演も始まっていないのに、 その次の体制について次々と発表があって こうして宝塚は続いていくんだなあと 思わされる日々です。 まずは次期トップスターが柚香さんに決定。 星組の琴ちゃんが次期トップスターとして全国ツアーを 回っ…

明日海さんの任期が確定して思うこと

ゆきちゃんが宝塚を卒業していき、 次はいよいよ明日海さんの卒業が迫ってきています。 前にもちらっと書きましたが、 明日海さんが超絶人気の男役だからという以前に 「明日海さんが組子と自分を理解し信頼しながら 舞台をつとめられるようになるために」 …

明日海さんの退団

もう、何日経ちますかね。 明日海さんの退団発表がありました。なんだろうな…… 「ああ、ここでか。」みたいな。 いざ発表されると動揺はしたけど、でも 納得はしました。最初作品ラインナップが出たときは 「内容がざっくりすぎるワロタ」 「これではやめね…

ミュージカル「タイタニック」感想

最近、宝塚もそこそこに、 加藤和樹さんにハマっています。 完全に1789の影響ですね。 最近、3ヶ月待った1789のDVDが 届いて、毎日満たされています。 それで、ひょんなことから ミュージカル「タイタニック」のチケットを お譲りいただけることに…

ゆきちゃんの退団

1週間前、花組公演が東京千秋楽を迎えました。 退団者を見送るさびしさにつつまれつつも、 今の花組は充実感に満ち溢れていて、このまま もう少し続いていくんだろうなと思い込んでいました。 そんなときに不意討ちで飛び込んできた ゆきちゃん退団のお知ら…

美弥ちゃんの休演

美弥ちゃんが、「エリザベート」を休演しています。 なんでも、その前日から歌が吹き替えになっていたとか。 わたしがファンになってから、一番大きな休演は 「幕末太陽傳」の咲ちゃん(当時3番手)だった ような気がします。 あとは人数の多さという点では…

東宝版「1789」感想7

マリー・アントワネット(凰稀かなめ/龍真咲) 宝塚版を観た時から 「この作品は本物の男性がやるのを見たい」 と感じていたり、特段月組ファンでもないので わたしは「1789」という作品に関しては 完全に東宝版の方が好きです。 …が、ただ一人、アント…

東宝版「1789」感想6

ソレーヌ・マズリエ(ソニン) 宝塚版と東宝版で大きく印象が変わる登場人物。 どうしても男役の出番を多くせざるを得ない宝塚で 1789を上演するにあたって、一番割を食った人。 ロナンの妹であり、パリに来てからは 革命の考え方に触れながら、ダントン…

花組「MESSIAH」感想2

今回の四郎のビジュアル、とてもイケメン。 同じ日本物で長髪なのに、タケヒコよりも ずっとかっこよく見える。物語のおかげ? 浜に打ち上げられたばかりで、髪がボサボサの 四郎もまたかっこいいんですよねえ。笑 ただね、今回の明日海さん、滑舌やばい(笑)…

東宝版「1789」感想5

マクシミリアン・ロベスピエール(三浦涼介) ジョルジュ・ジャック・ダントン(上原理生) カミーユ・デムーラン(渡辺大輔) 宝塚ファンはじめ、ミュージカル界隈では(?) 言わずと知れた、実在の革命家三人衆。 東宝版1789での彼らは、宝塚版以上に、…

東宝版「1789」感想4

オランプ・デュ・ピュジェ(夢咲ねね・神田沙也加) 純粋で忠誠心に満ちた人。 アルトワ伯からうまーく逃れているのを見ると、 とても機転が利く人なんだと思う。 あれ、すごくない? 王族に「今度パレ・ロワイヤルを案内してくれ」 って言われて返す言葉が …

東宝版「1789」感想3

ロナン・マズリエ(加藤和樹・小池徹平) 行動力と勇気のある人。 台詞のとおり、不器用なのかもしれないけど 自分で進むべき道をしっかり考える人。 不器用な男っぽさがよく出ている点で、 個人的には和樹ロナンの方が好きです。 真咲さんのロナンが「前向き…

東宝版「1789」感想2

今でも、幕開きに流れる、弦楽器で奏でられる 壮大な「悲しみの報い」のメロディーを思い出すと、 1789という作品に詰まった歴史とエネルギーが すぐに蘇ってきます。 舞台に現れるフランス・ボース地方の貧しい農村。 そこに客席通路から登場し乗り込ん…

花組「MESSIAH」感想1

天草・島原の乱。 高校時代、日本史選択だったわたしには 大変懐かしいワードでした。 伴天連とか。セミナリオとか。 観劇にあたって、Wikipediaとか読んだり、 歌劇やプログラムを熟読してみると、 「ああこれ習った習った」と色々思い出して 懐かしさを感…

雪組「ひかりふる路」BSプレミアム感想

1789の感想が全然書けていないんですが、 勢い余って博多座にもう一度見に行くことに しましたので(爆)、そちらも含めてのちほど 書くことにします。 さて、昨日放送された「ひかりふる路」。 千秋楽のLVを見る予定だったのに、当日風邪を 引いて見られ…

東宝版「1789」感想1

東宝版「1789 –バスティーユの恋人たち-」 を観劇してまいりました。 宝塚版を観た時から、 「これは本物の男性がやるのも見てみたいなあ」 と思っていたので、2年前の東宝初演時から ずっと見てみたくて、今回ようやく叶いました。 Wキャストは ロナン:加…

エリザベートの配役出たから、感想を。

エルマー、若くない!? ってなわけで、久しぶりに タイムリーな記事を更新してみます。 月組「エリザベート」の配役発表。 ルドルフの役替わりに加えて、 革命家たちの役替わりも発表に。 完全に巻き込まれた形のれんこんかわいそう… というのが第一印象で…

雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想3

野口先生のつくるショーって、 途中で観客の集中力をぶった切るような 場面があんまりないところが好きです。 でもまあ、2作目にしてどちらも ロケットが前半とか、似たような歌詞とか、 ネタ切れなのか元々ネタがないのか よくわかりませんけどそういうと…

雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想2

だいもんって、クソ真面目で 眉毛が八の字に曲がってしまうような 役よりも、狂気に満ちたクセのある 役の方が生き生きとかっこよく見える、 と思うのは、わたしだけでしょうか。「琥珀色の雨にぬれて」と 「誠の群像」の違いはそこだと思うのです。基本的に…

雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想1

雪組は既に「凱旋門」の集合日を迎え、 次に動き出しているのですが、 わたしは今更全国ツアーの感想を書きます(笑)。 わたしの住んでいるところには、大抵 年に一度、全国ツアーで宝塚が来るのですが まさかの、2年連続で雪組(笑)。 前回はだいきほのお披…

「ポーの一族」千秋楽LV 感想

「ポーの一族」千秋楽のライブビューイングを 見てまいりました。 明日海さんのエドガーが、まさしく 明日海りおではなくエドガーなので、 感情移入してしまって悲しくなります。 結末を知っているから尚更。 エドガーって、ポーツネル男爵にあれほど 「我々…